モリカズキの一粒万倍

毎日ひとつくらい種を植えていきたいなと。

女子大生に就職活動の悩みを聞いてみた

先日ひょんなことから大学三年生の女の子と話す機会があった。
彼女は就職活動に不安を感じているらしい。

何をしたいの? と聞くと
「人の役に立つことをしたい」と言う。

人の役に立つことって何? と聞くと
「よく分かんない。医療とかそういうところかな」って言う。

でも彼女は文学部で幕末のなんやらかんやらを学んでいるらしい。
全然医療とかの勉強をしていない。

何か興味のあることはないの? と聞くと
「今、ボランティア活動でHIV感染者の支援をしているとか、従軍慰安婦問題の解決のためにどーのこーの」とか言う。

どうも聞いていると、人の役に立つことがイコール「ボランティア活動」だと思っているみたいで違和感を感じた。

どんな仕事でも、お金のやりとりが発生することは、ほとんどすべて「人の役に立つこと」だよって言ってみたけれど、彼女はなんのこっちゃという顔をしていた。

最後は「私は中途半端で何もできないし、役に立たない文学部だし、地方の信用金庫とかを受けようと思います」とか「どこでもいいから雇って欲しいです」とか言ってた。

パソコンは使える? 英語は話せる? ホームページ作ったことある?
「パワーポイントなら使えます。ユーチューブ見るくらいしか家ではパソコン開きません。ほかは特に何も勉強してません」

一応ちゃんとした私立大学生でもこんなもんなのかとがっかりした。雇う側の立場になったら、何もできないし何も興味ないし何になりたいかもわからない小娘をなぜ雇う必要があるのだろう。雇う必要なんか全くないじゃないか。

みんなが高い意識を持つ必要はないけれど、なんか残念な気がした。
おっさんのどーでもいいぼやきです。